かぼちゃの馬車に乗りたいですか?

 かぼちゃの馬車と聞いて、大半の方はあの「シンデレラ物語」に出てくる馬車を思い起こすことでしょう。つまりおとぎ話では、かぼちゃを綺麗に飾って、美しい乙女を乗せる馬車に仕立て上げるという、魔法の仕業です。魔法はいつかばれてしまうのが落ちとなってしまいますね。さて、これが現実問題として、事件となりました。女性専用シェアハウスのオーナーになり収益を得るという不動産投資話です。
 「かぼちゃの馬車」のトラブルは業界内で昨年の秋ごろからささやかれ、4月に運営会社「スマートディズ」が経営破たんして顕在化、ニュースにも取り上げられ世間一般に知られるようになりました。お金が絡む問題なので、不動産投資ローンにかかわったスルガ銀行が窮地に立っています。シェアハウスを建てたオーナーは銀行ローンが返済できず途方にくれています。今後、詐欺などの刑事事件になることも予想されます。
 にはかにオーナーとなった方々の多くは約700人の会社員、自分の乗ったかぼちゃ馬車が腐り始めて、やっと気づいたことでしょう。一番悪いのは無理を承知で事業運営した会社なのでしょうが、美味しい話はあとで付けがくることになるとは思わなかったのでしょうか。シンデレラストーリーは、やはりおとぎ話でした。不動産投資は十分な調査の上で行う事業だと考えます。
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